ボルドー地方プルミエール・コート・ド・ボルドー地区

シャトー・デュドンが造る特別キュヴェ。オークやなめし革など長期熟成に由来する複雑なアロマ。柔らかいタンニン、丸みのある、滑らかな味わいです。

品種

メルロー４０％

カベルネ・ソーウ゛ィニヨン３０％

カベルネ・フラン３０％

イタリア、トスカーナ地方キャンテイ地区5世代続く、家族経営の優良生産者。ここの土壌の特徴として、地面の中に多量の水を保つ、保水性の高さがある。出来るブドウは酸とタンニンが豊かになるため、非常に長い寿命のワインが生まれる。色は古酒らしい落ち着いた赤色で、完熟したプラムを想わせる香りに続き、キノコのニュアンスが感じられます。タンニンもこなれて実に滑らか。 

品種

サンジョウ゛ェーゼ ９０％

カナイオーロ ７％

コロリーノ ３％

「憂いを払う」という名の赤。

ボルドー地方ｵｰ･ﾒﾄﾞｯｸ地区ﾑｰﾘｽ村のシャトー。

80年代に偉大な評価を得たクリュ・ブルジョワ級では筆頭のシャトー。

1821年、このシャトーに滞在した英国の詩人バイロンが命名したと言われています。

憂い（心配ごと）は、さようならという意味で、フルーツや木の香りなどニュアンスに富んだ香りがあり、味わいのしっかりした重厚なワイン。

ぶどう品種：カベルネソーヴィニヨン６０％　メルロー３５％　プティ・ヴェルドー３％　カベルネフラン２％

公式格付第1級の極甘口の貴腐ワイン

フランス、ボルドー地方、ソーテルヌ地区。

17世紀時代の城塞が残っていて、特級イケムと並ぶ景観。古い醸造設備を大切に使っている。

コルディエ社の目玉商品のひとつ。1967年から一時醸造方法を変えたため、軽い酒質になったが、現在はもとに戻した。

貴腐の芳醇な香りが広がる癒しの1本です。

品種

セミヨン       ９３％/

ソーヴィニヨン・ブラン ６％

ミュスカデル     １％

期待を裏切らない名酒！

ローヌ河流域で昔から有名な期待を裏切らない名酒。書物によるとアルビジョワ十字軍に参加したガスパールド・ステランベールがここに隠棲し（エルミタージュは隠者の庵の意味）、ぶどう畑を開墾したらしい。

 ランス宮廷とロシア宮廷のご用達になったり、18世紀にはその濃さを見込まれて、ボルドーワイン補強用に使われた。あのシャトー・ラフィットもエルミタージュを混ぜたくらいだ。

しっかりした口当たり。優しい凝縮したタンニンがあり、まろやかでエレガントなワインとなっています。フルボディ。

品種

シラー １００％

銘醸畑ブリック ロンキの赤

イタリア、ピエモンテ州バルバレスコ地区。造り手のアルビーノ ロッカは1960年に設立。ブドウ栽培においては有機農法、厳しい剪定および芽かきを行うことで、１ha当たりの収穫量を抑え、非常に凝縮感があり、深い味わいと長い寿命を持つ赤を造り出す。

特に「ロレート」や「ブリック ロンキ」という非常にすぐれた畑を所有し、高品質なバルバレスコを生産している。チェリーやブラックベリーの果実香に、ヴァニラ、芳ばしいナッツ、甘みのあるスパイスが混ざる複雑で力強い香り。フレッシュできれいなタンニンがあり、リッチで柔らかい味わい。長い余韻。

品種

ネッビオーロ１００％

骨格がしっかりした長熟な赤

マス・ブランは南仏ルーション地方のバニュルスに本拠地を置く、3代に渡り名声を保っている名門ドメーヌ。

この”ジュンケ”のブドウ畑は、西向きの急斜面に石垣を積み上げた畑になっていて、植えられる品種もシラーという事で、まるでローヌのコート・ロティの畑を思わせる。

味わいも土壌とシラーの相互作用により、骨格がしっかりした厚みのある逞しさを感じられる赤。強めタンニンが長熟なワインであることを示唆している。

ぶどう品種：シラー90％ ルーサンヌ5％ マルサンヌ5％

スペイン、アラゴン地方産。

造り手のアルティーガ・フステルは2002年、マルティー・ケール氏より設立。マルティー氏は美食の都ニューヨークの高級レストラン「オレオール」でチーフ・ソムリエを努めるなかで「飲む人のニーズに合ったリーズナブルで高品質なワイン造り」を目指し、コンセプは「モダンで、消費者に分かりやすいワインを造ること」。

長期の熟成を経てもなお、完熟度・凝縮度の高いガルナッチャに由来する存在感のある果実味が感じられ、滑らかで円熟味のある心地よい味わいの赤ワインです。

ぶどう品種：ガルナッチャ60％ カベルネ・ソーヴィニョン40％

格付け　第1級の貴腐ワイン

ボルドー地方ソーテルヌ地区。

生産方法は、ソーテルヌ伝統法で、ブドウの成熟状態およびボトリティス・シネレア菌(貴腐菌)の繁殖状態を確認しながら、継続的に収穫作業を行います。9月から11月の期間、6～8 週間かけて進めます。そもそも少量収穫である上に、自然条件の影響を直に受け、収量は変動的で、メドックではブドウ樹1株からボトル1本分のワイン生産と言われますが、ここでは1株からせいぜいグラス1杯です。死ぬ前に一度は飲んでおくべきワインで、かくも素晴らしい貴腐ワインがあるのかと感銘を受けることだろう。濃厚、豊潤。ゆりかごの中で揺られているように優しい。冷やしてお召し上がり下さい。

ぶどう品種：セミヨン80％　ソーヴィニヨン・ブラン20％

北イタリアの赤

造り手のヴィラ・コルニオーレは北イタリアのトレンティーノ＝アルト・アディジェ州の山岳地域に広がる美しいアルプスの谷、チェンブラ渓谷にあるワイナリー。高級スパークリングワイン「トレントＤＯＣ」の代表として有名ですが、他にも土着品種から国際品種まで多様な葡萄を有機栽培し、アルプスの土地と深く結びついた上質で優雅な味わいの山のワインを多く生み出しています。

熟成に伴いガーネット色へ近づいていきます。華やかでフルーティーな香り。ラズベリーやスグリのニュアンスがあり、スパイシーさも感じられます。味わいはドライでしっかりした骨格を持ち、バランスの良い旨味とタンニンがあり、僅かにバルサミックな印象が残ります。

品種

テロルデゴ １００％

スペイン、アラゴン地方の古酒です。

20年前のワインながら生き生きとした果実味が魅力のまだまだ青年のような古酒です。

熟成はオーク樽熟成36ヶ月（225L、フレンチオーク50％、アメリカンオーク50％、新樽は使用せず）、その後1600Lの大樽で13年熟成しています。

品種

ガルナッチャ  ６０％

カベルネＳ   ４０％

ローヌの銘酒

造り手のボンスリーヌは2006年、北部ローヌのスペシャリストであるギガル家が取得した名門ドメーヌでコート・ロティに所有するブドウ畑の面積10haは、当時、ギガルに次ぐ広さであった。

ボンスリーヌの名前はシラーの別名「スリーヌ（serine）」に由来しています。

コート・ブロンド/コート・ブリュンヌ/ムートンヌの区画から、最高のブドウのみ厳選して造られるスペシャルキュヴェ。恵まれなかった年には造らない。色調は濃厚で深みがあり、香りは複雑。グリオット、ブラックベリー、スミレに、香ばしい焙煎香。肉感的でボリュームがあると同時に、骨格はしっかり。パワフルだがエレガンスも感じられる。アフターの余韻はすこぶる長い。使用ぶどう品種：シラー100％

気軽に試せる古酒

ボルドー地方 サン・テミリオン地区に隣接する衛星地区、リュサック村にあるシャトー。設立は1876年と古い歴史がありますが、2000年にラヴィアール夫妻が購入してから、リュサック村でも主要なシャトーとなっています。

発酵はステンレスタンクで行い、後発酵（乳酸発酵）は20%は新樽、残りはステンレスタンクで行っています。

ローストしたナッツのリッチで複雑味あるアロマ。その後スパイスやブラックチェリーの甘みを伴う香り。シルキーでまろやかなアタックで、黒系果実のニュアンスがあり厚みも感じられる味わいと言われています。

ぶどう品種：メルロー85％　カベルネ・フラン15％

スペイン、アラゴン地方産。

造り手のアルティーガ・フステルは2002年、マルティー・ケール氏より設立。マルティー氏は美食の都ニューヨークの高級レストラン「オレオール」でチーフ・ソムリエを努めるなかで「飲む人のニーズに合ったリーズナブルで高品質なワイン造り」を目指し、コンセプは「モダンで、消費者に分かりやすいワインを造ること」。

長期の熟成を経てもなお、完熟度・凝縮度の高いガルナッチャに由来する存在感のある果実味が感じられ、滑らかで円熟味のある心地よい味わいの赤ワインです。

ぶどう品種：ガルナッチャ60％ カベルネ・ソーヴィニョン40％